今回は「Real Time 2.6」を紹介します！
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このMODではゲーム内時間を現実世界に近づけ、市民や観光客の行動をよりリアルにすることできます。
MODの詳細＆説明
Cities skylineでは1日通してあまり行動に変化はありません。
しかし、現実では人は夜寝るし、週末はほとんどの人が休みます。
このMODではこのようなリアルな行動をするような設定が可能になります。
いろんな設定があり、時間経過や行動などの設定が可能です。
MOD「Real Time」の概要
このMODは、Cities: Skylinesのゲーム内時間を現実世界に近づけ、市民や観光客の行動をよりリアルにするためのものです。
主な特徴
現実的な時間の流れ:
- ゲームの時間がゆっくり進み、昼夜の速度を個別に設定できます。
- 日の出・日主な変更点
- リアルな時間と成長: ゲーム内の1日が市民の1年に相当し、季節によって昼の長さが変わります。教育にも現実的な期間（小学校卒業に5日など）が必要になります。
- 市民の生活サイクル: 朝夕に大規模な通勤・通学ラッシュが発生します。市民は時間帯に応じて食事や買い物をするため、商業施設の戦略的な配置が重要になります。夜は子供や高齢者が帰宅し、街の活動は落ち着きます。
- 現実的な都市運営: 建物の建設はゆっくり進み、夜間は中断されます。観光客はホテルに泊まり、より賢く行動します。
- 交通計画がより重要に: ラッシュアワー対策が必須になります。市民は交通渋滞や長い待ち時間を嫌い、移動を諦めることもあります。
MODの設定項目
一般
時間オプション
ゲーム内の時間の流れに関する設定です。
- 時間が進む速度 (日中): 昼間の時間の進むスピードを調整します。
- 時間が進む速度 (夜間): 夜間の時間の進むスピードを調整します。
- 一日の長さを動的に変更: 季節によって昼と夜の長さを変えるかどうかを設定します。
- 週末を有効にする: 市民の行動パターンに影響する「週末」の概念を有効にするかどうかを設定します。
その他のオプション
市民の行動や都市の運営に関する、より詳細な設定です。
- 市民のシミュレーション: シミュレーションの対象を「すべての市民をリアルに」するか、通常の「バニラ」にするか選択できます。
- 老化速度の最適化: 市民の年齢の進み方を最適化します。
- 夜間はビルの建築やアップグレードを中断する: 現実世界のように、夜間は建設作業を停止させます。
- 建築速度: 建物の建設スピードを調整します（画像では50%）。
- 夜間は建物の照明をつけない: 市民が寝ている夜間などに、建物の照明を消灯させます。
- 高い建物の照明は点けたまま: 夜景のため、高層ビルの照明をどのくらい点灯させておくか調整します。
- 渋滞と公共交通待機時の振る舞い改善: 渋滞時やバス待ちなどの市民の行動をより現実的にします。
以下は英語で記載されている項目です。
- Realistic Fires…: 火災がランダムで30分～4時間続く、よりリアルな災害を設定します。
- Building must have workers to operate: 建物が機能するために、労働者が必須になります。
- Building will be collected from only once a week: ゴミ収集などが週に一度の頻度になります。
- Commerical building will receive goods delivery once a week: 商業ビルへの商品搬入が週に一度の頻度になります。
確率
- 掛け持ちの労働者: 複数の仕事を掛け持ちしている労働者の割合です。
- 夜勤の労働者: 夜間に働く労働者の割合です。
- Continuous night shift workers: 連続して夜勤シフトに入る労働者の割合です。
- 定時出退勤者の割合: 毎日決まった時間に会社へ行き、決まった時間に帰る労働者の割合です。
- Breakfast probability: 市民が朝食を食べる確率です。
- Lunch probability: 市民が昼食を食べる確率です。
- 地元で買い物をする人の割合: 職場近くなどではなく、自宅の近所（地元）で買い物をする市民の割合です。
- 娯楽としての買い物: 生活必需品のためではなく、楽しみや気晴らしのために買い物をする行動の割合です。
- Open low commercial buildings at night percentage: 低密度商業ビル（小さな商店など）が夜間に営業している割合です。
- Open commercial buildings for second shift percentage: 第2シフト（夕方～夜勤）で働く労働者のために、商業ビルが営業している割合です。
- Open commercial buildings at weekends percentage: 週末に営業している商業ビルの割合です。
- Night School students: 夜間学校に通う学生の割合です。
これらの設定によって、あなたの都市に住む市民のライフスタイルをより細かく定義することができます。
イベント
設定項目の内容
- カスタムイベントを有効にする: このMODによる、より現実的なイベント開催の仕組みを有効にするかどうかを設定します。
- 平日イベントの最速時刻 (16:00に設定): 平日にイベントが開催される 最も早い時刻 を設定します。
- 平日イベントの最終時刻 (20:00に設定): 平日にイベントが開催される 最も遅い時刻 を設定します。
- 週末イベントの最速時刻 (8:00に設定): 週末にイベントが開催される 最も早い時刻 を設定します。
- 週末イベントの最終時刻 (22:00に設定): 週末にイベントが開催される 最も遅い時刻 を設定します。
この設定からわかること
この設定により、市民の生活サイクルに合わせたイベント開催が可能になります。
画像の設定では、平日のイベントは市民が仕事や学校を終えた後の夕方16時から夜20時までの間に、週末は朝8時から夜22時までの、より幅広い時間帯で開催されるようになります。
時間
都市と仕事のスケジュール
- 都市が目覚める時: 市民が活動を始めるおおよその時刻です。
- 都市が眠りにつく時: 市民が活動を終え、就寝し始めるおおよその時刻です。
- 労働の始業時刻: 標準的な仕事の開始時刻です。
- 労働の終業時刻: 標準的な仕事の終了時刻です。
- Enable Breakfast time / Enable Lunch time: 市民に朝食や昼食をとる行動をさせるかどうかを設定します。（両方ONの状態）
- 昼食の開始時刻 (12:00) / 終了時刻 (13:00): 昼休みの時間帯を設定します。
- 最長時間外労働 (2:00): 市民が残業する最大の時間（この場合は2時間）を設定します。
学校と休暇のスケジュール
- 学校の始業時刻: 学校が始まる時刻です。
- 学校の終業時刻: 学校が終わる時刻です。
- 最大休暇日数: 市民が一度に取得できる休暇の最大日数です。
DLC（拡張パック）連携設定
これらは特定のDLCを導入している場合に有効になります。
- Academic Year days (7): 「キャンパスDLC」における1学年の日数を設定します。（この場合は7日間）
- Toga Party hours (8): 「キャンパスDLC」のイベントである「トーガパーティー」の継続時間を設定します。（この場合は8時間）
これらの設定により、都市に住む市民の基本的な生活リズム（起床、通勤・通学、食事、就寝）を、プレイヤーの思い通りに作り上げることができます。
Building Services
設定は、以下の各地区に対して、ゴミ収集を行う**「開始時刻 (start hour)」と「終了時刻 (end hour)」**に分かれています。
- Residential: 住宅地
- Commercial: 商業地
- Industrial: 工業地
- Office: オフィス街
- Other: その他
この設定でできること
画像ではすべての時刻が「0:00」になっていますが、これを調整することで、より現実的で戦略的な都市運営が可能になります。
例えば、
- 住宅地のゴミ収集は、住民が活動を始める前の早朝や深夜に行うことで、日中の交通渋滞を緩和する。
- 商業地やオフィス街のゴミ収集は、業務に支障が出ないよう、営業（業務）時間外の夜間や深夜に行う。
このように、地区の特性に合わせてゴミ収集の時間帯をずらすことで、交通の流れをスムーズに保つなど、より高度な都市計画を実践することができます。
都市の公共サービスが稼働する時間帯を設定する項目が表示されています。今回は以下の2つのサービスに関する設定です。
① 郵便の稼働時間 (Mail operation hours)
郵便局の収集・配達サービスが稼働する時間帯を設定します。ゴミ収集と同様に、地区の種類ごとに細かく指定できます。
- Residential (住宅地) の開始・終了時刻
- Commercial (商業地) の開始・終了時刻
- Industrial (工業地) の開始・終了時刻
- Office (オフィス街) の開始・終了時刻
- Other (その他) の開始・終了時刻
これにより、例えば「オフィス街への郵便配達は平日の業務時間内に行い、住宅地への配達は日中に行う」といった、現実の郵便サービスに近い運営が可能です。
② 公園メンテナンスの稼働時間 (Park Maintenance operation hours)
公園の維持・管理を行うメンテナンス車両が稼働する時間帯を設定します。
- Park Maintenance start hour: メンテナンスの開始時刻
- Park Maintenance end hour: メンテナンスの終了時刻
例えば、公園の利用者が少ない早朝や夜間にメンテナンスを行うように設定すれば、市民が公園でリラックスしている時間を邪魔せずに済みます。
このように、様々なサービスの稼働時間をコントロールすることで、よりリアルで効率的な都市運営を目指すことができます。
Road Services
道路のインフラを維持するためのサービス、具体的には**「道路メンテナンスと除雪の稼働時間 (Maintenance and Snow operation hours)」を、道路の種類ごとに細かく設定できます。
設定項目
設定は、以下の各道路の種類に対して、メンテナンスや除雪を行う「開始時刻 (start hour)」と「終了時刻 (end hour)」に分かれています。
- Small roads: 小さな道路（生活道路など）
- Medium roads: 中くらいの道路
- Large roads: 大きな道路（大通りなど）
- Highway roads: 高速道路
- Other roads: その他の道路
この設定でできること
この機能を使うことで、道路のメンテナンスや除雪作業が交通に与える影響を最小限に抑える、といった現実的な都市運営が可能になります。
例えば、
- 交通量の多い高速道路や大きな道路は、車が少なくなる深夜にメンテナンスを行う。
- 住宅街にある小さな道路は、日中に行う。
- 雪が降るマップの場合、市民が通勤・通学を始める前の早朝に除雪を完了させる。
このように、道路の種類と交通状況に応じて作業時間を最適化することで、都市の交通を常にスムーズに保つ、より高度で戦略的な街づくりが楽しめます。
ツール
このタブは、MODの動作そのものを細かく設定するというよりは、補助的な機能や、ゲームプレイ中に発生した問題を解決するためのツールが集まっています。
設定項目
オプション設定
- 非互換 mod 通知を表示: このMODと互換性のない、別のMODが導入されている場合に警告を表示します。
- 英語の場合は米国の日付/時刻形式を使用: ゲームの言語設定が英語のとき、日付や時刻の表示をアメリカの形式（例: 月/日/年、AM/PM表示）に切り替えます。
- Debug Mode / Logging Mode: 主にトラブルシューティングや開発者向けの高度な機能で、MODの動作を詳細に記録・確認するために使います。
設定管理・リセットボタン
- すべてデフォルトにリセット: このMODの全設定を、導入した直後の初期状態に戻します。
- 現在の値を新規ゲームに適用: 今設定している内容を保存し、次回以降に新しい街でゲームを始める際にも、この設定が自動的に使われるようにします。
問題解決ツール
- Clear the fire manager: 火災の発生に関する処理をリセットします。
- Clear All Stuck Citizens Schedule: 何らかの原因で動けなくなってしまった市民の行動をリセットし、正常な状態に戻します。
- Clear All Stuck Tourists in Hotels: ホテルの中で動けなくなってしまった観光客をリセットします。
- Clear All Stuck Citizens in Closed Buildings: 閉鎖された建物の中で動けなくなってしまった市民をリセットします。
これらの「Clear」ボタンは、ゲームをプレイしていて市民の動きにおかしな点が見られた場合に、それを解消するための非常に便利なトラブルシューティング機能です。
まとめ
- ゲーム内時間を現実世界に近づけてくれます。
- 市民や観光客の行動をよりリアルにすることできます。
- かなり細かい設定ができますので、リアルに近づけることができます。
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